堀江貴文さんの『多動力』に学ぶ、情報の鵜呑みにしたい所、しなくてもいい所

堀江貴文さんが今年出版した『多動力』。

その内容は、「会議中にスマホをいじってクビにされる会社だったら早くやめた方が良い」「相手がどんなに偉い人であろうと電話に出ないキャラ」「たとえ自分への褒め言葉でも、自分の時間を奪う自己満足の報告に過ぎないのだから、急に話しかけられたら不快感をあらわにする」など、いわゆる常識とはかけ離れた生き方と、その良さを一般に披露してくれているものとなっています。

この本に限らず、情報はそのまま鵜呑みにしていい部分と、しない方がいい部分というものがあります。

そのポイントについて、『多動力』を参考にしながら考えてみます。

電話をかける=人の時間を奪う?

まずは、鵜呑みにしなくても良い部分です。

堀江さんは、電話をかけてくる人や道端で話しかけてくる人は、対価を払わずに人の時間を奪う人として距離を取っているそうです。
連絡は、自分のペースで隙間時間にチェックできるLINEやメールで取れば良く、目の前に本人がいてもホウレンソウはこういった非同期通信で行う場合もあるとのこと。

ここで注意したいのは、堀江さんの言ってることが間違っているということではなく、これはあくまでも「堀江さんにとっての正解」であるということです。

もし、全ての人がこれをそのまま鵜呑みにしようとしたら、ずっと電話が大好きで、電話がかかってくるとうれしくて、人と話している時間が何よりの幸せだという人にとっては受け入れがたいという反応になって当たり前です。
こういう人は、いくら電話がかかってこようと時間を奪われたとは感じません。

こういうものは完全に好みの問題です。

電話が好きで、人の声を聞きたい人は、そのまま電話を使えばいいし、効率を重視したり電話の時間が無駄だと感じる人はメールなどを使えばいいのです。
堀江さんのように有名な方が断言しているからと、自分の好みを変えてまで合わせる必要はありません。

大事なのは、やり方をお互いに押し付けないこと。
電話が嫌だという堀江さんのような人にしつこく電話してはいけないし、声が聴きたいから電話して欲しいという彼女の心をつなぎ留めておきたければ、時々無理してでも電話をしてあげればいいのです。

逆に、こういう堀江さんの意見に賛同できないという理由で、彼が主張している良い部分も一緒くたにして受け入れないのは勿体無いことです。

これは、彼の著書だけでなく、生き方を指南するすべての情報から学ぼうとする時に覚えておきたいことです。

さて、鵜呑みにしてみたいのは、次の部分です。

「1日をワクワクだけで埋め尽くそう」

ワクワクすることで1日を埋め尽くすという価値観は幸せにつながるとても素晴らしいものです。

あえて自分を苦しめてしまう、苦しんででも努力しなければいけないとばかり思って自分を追い込んでいるけれど一向に報われず、幸せでもない、何かが間違っているのではないか…と感じてしまう人は、このような考え方をぜひ取り入れてみて欲しいです。

ただ、ここでも言葉の受け取り方に注意したいことがあります。

これは、鵜呑みにしなくてもいい部分の考え方と通じるものがあるのですが、「ワクワク」と聞いて連想されるものは、どのようなものですか?

もし、常に動いていて、情熱が噴出して来て、多動し続けることだけがワクワクと考えてしまうとしたら、それも違います。

「1日を自分のワクワクすることだけで埋め尽くす」

このように考えてみてください。

もし、家に閉じこもって誰にも会わず、何も考えずゲームをする時間が一番好きで、本気でワクワクするのなら、それでいいのです。
何かから逃げるのではなくて、本当に一人でただカードを色んな法則で並べ替え続けるのが楽しければ、それも正解なのです。

自分の正解を見つけることが出来る事に関しては、ぜひこのような常識外れでも幸せにつながるような言葉を鵜呑みにして取り入れてみてください。

このように一つの言葉でもこれほど違った捉え方が生まれてくるのは、人には色んな個性があるからです。

何が楽しいか、何が好きか、何に時間をかけたいかの正解は、自分で決めればいいのです。
他の人に決めてもらっても、1日を自分のワクワクで埋め尽くすことは出来ません。

自分で選ぶために役に立つのは、自分の個性を知ることです。

人には個性があり、長所だけの人も、短所だけの人もいない

たまたま堀江さんととても近い個性をお持ちの方が、彼の著作を読んで実行してみると、驚くほど楽になれたり、人生でも得難いような新しい発見が出来たりすることがあります。
そのような人には、ぜひそのまま参考にして頂いて、愚直に真似をしながら自分なりのやり方を見つけていく、というのがお勧めできます。
成功したことがあり、方法も言語化できる方の言う事が、非常にためになるのは間違いありません。

けれど、真逆の個性をお持ちの方が、「上手くいっている人の言うことだから」という理由で真似をしてしまうと、上手くいくどころか、辛くなってしまう場合があります。

本当は1つのことをコツコツとやり遂げることに喜びを感じる性質なのに、次々と色んなことに手を出すのが良いと言われてやってみたとしたらどうでしょうか。

手を出しても手を出しても、全く幸せではありません。

良いことだと言われているはずなのになぜだろう、
自分がおかしいのではないか、
色んなことが出来ない自分はダメかもしれない、
新しい時代について行けない人間かも知れない、
AIに仕事を奪われるのは自分かも知れない

などなど…余計な心配をする結果につながりかねません。

心配は無用です。

個性が違うだけなのです。
得意な事や好きなことが違うだけなのです。

問題なのは、自分で自分の得意な事や好きなことが分からなかったり、受け入れられていなかったりする、という部分だけです。

まずは自分の個性を知りましょう。

そして、「自分はこういう人間だから、この人とは合わないし、参考にしなくてもいいや」という判断が出来るようになると、自分に必要な情報を見極められるようになっていきます。

何か心に傷を受けたり、役割を決めつけられることによって、自分の本来の個性を潰しながら長く生きてきたとしたら、本当の自分の個性を受け入れるのに時間はかかってしまうかもしれません。

そのような時は、カウンセリングで傷の手当をしたり、本来の個性を診断して知ってみることで改善に向かうことも出来ますが、まず一つ知っておいて頂きたいことがあります。

それは、長所だけの人も、短所だけの人もいない、ということ。

長所があれば、その裏に短所があり、
短所があれば、その裏に長所があるものなのです。

フィクションで描かれそうな、完全無欠のスーパーヒーローというものは、現実には存在しようがないものなのです。
そういう存在は、目指す必要がありません。

それを知っておくのとおかないのでは、自分の個性を受け入れられる度合いが全く変わってきますから、受け入れるのが難しいように感じられる時、まずはこのことを心の隅に置いておきたいものですね。

 

情報に触れる時に考えたいこと
  • 電話を使うかどうかなど、好き嫌いで決められる部分は心に聞く。
  • ワクワクで埋め尽くす等の前向きな考え方は「自分の」を付けて幸せにつなげる。
  • まず自分の個性を知って、必要な情報を取捨選択していく。

 

この記事を書くにあたり、「多動力」は今年出版されたのだから最新著書かな?と調べてみたら、その後お一人で2冊、共著も2冊出版されておりました。
書籍だけでこのペースはさすがの多動力ですね。

堀江さんには、ぜひ「多動力」、発揮し続けて頂きたいです!

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2017.10.24

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