「SNS映え」「忙しさ自慢」…SNSに人生を脅かされないための考え方

「ソーシャルステータス」という言葉があるそうです。

SNSが当たり前に使われるようになり、現実の社会的地位のことだけではなく、SNSで共有する時にいかに見栄えや自慢となるかが、そのように呼ばれはじめています。

ステータスは、いかに目を引く画像であるかという「SNS映え」はもちろん、いかに自分が必要とされているかを知らせるための「忙しさ自慢」まで多岐にわたります。

SNSは、なんとなく、ゆるく人と繋がるためには非常に便利です。
人はすぐに他人のことを忘れますが、SNSがこれまでの人間関係を忘れずにストックしておいてくれるからです。
思い立った時に繋がりたい人と繋がるために自発的に利用する分には、自分の人生を豊かにするための役に立つものといえるでしょう。

けれど、SNSのタイムラインというものは、自分が知りたい情報だけを自分の望むタイミングで表示してくれるのではなく、他人の幸せな一場面を望むと望まざるとに関わらず容赦なく目の前に突き付けてきます。

もし、他人の目を気にしてSNSが辛くなってしまうのなら…
人の幸せそうな投稿が羨ましくて嫉妬してしまうなら…

SNSは自分の人生を苦しくするものになってしまいかねません。

SNSを自分の幸せに利用するために、考えてみたいことは何でしょうか。

人は他人の投稿をあっさりと忘れる

ミランダ・カーさんという女性がいます。

ファッションモデルで、モデル長者番付にランクインし、人気俳優のオーランド・ブルームや資産1800億以上で7歳年下のスナップチャットCEOと結婚し、お子様もおり、日本でも美容クリニックで外国人として初めて起用されるなど国際的な人気を博しています。

この方のソーシャルステータスは人類最高級ではないでしょうか。
経歴・状況・美貌だけでもSNS映えという意味でもトップクラスに間違いないでしょう。

ですが、ミランダさんについて、四六時中考えていることなどありませんね。
筆者も「ソーシャルステータス」の言葉を聞いて、記事を作り始めてタイトルを書いてみた時、久しぶりに思い出しました。

人目を気にしてSNSの投稿をしても、それが本当に他人に考えてもらうことが目標なら、SNSは無力です。
ミランダさんほどのSNS映えですら、あっという間に忘れられていくのです。

人に認められることを目指し、SNS映えした投稿をして人からいいねをもらったら、果たして満足出来るのでしょうか。
いつまでも満たされず、いつまでも新しい反応を待っていませんか?
だとしたら、そのやり方は間違っていますね。
自分の人生に本当に欲しいものはSNSの反応ではないと、気がつきたいところです。

SNSには、人の全てを映し出す能力がない

自分を振り返ってみてください。
他人のどの投稿に「いいね!」をしたか、全部覚えていますか?
自分がしたリアクションですらあっさりと忘れていることに気が付くのではないでしょうか。

他の人も同じです。
簡単に出来てしまうこと、簡単に手に入るものを人はそんなに価値のあるものと感じることが出来ません。

人は、自分が時間と思いと手間をかけて調べて、研究して、苦労をして手に入れたり、発見したり産みだしたりしたものにほど、価値を感じます。
向こうからただ流れて来て、ちょっと指を動かしただけのものが、それに勝ることは決して出来ません。

「いいね!」の価値はあくまでもワンクリックなのです。

人とは面白いものです。

SNSの幸せそうな投稿が、「表面的」などと揶揄されるのは、羨ましさからくることがあったとしても、事実、人生の一部分を切り取ったからにすぎないためですね。

人生の醍醐味は、幸せそうな一瞬だけでは説明がつかないもの。

みんな心のどこかではその事を経験として知っているのです。

SNSを使う時、辛くならないために必要なのは目的意識

ただ受動的にタイムラインを眺めたり、暇つぶしを目的として使っていて、特に問題なく楽しめていればそれで大丈夫ですね。

また、自分を人に広く知られることを目的として、日々工夫を凝らした投稿を発信することでファンを増やし、自分の仕事の充実につなげるために利用していて、一定の効果を得られている実感があるのであれば、それも大丈夫ですね。

このように、自分の目的に沿った使い方をしていて、目標としたリターンがあれば、SNSを自分のために「利用」することが出来ている状態です。

けれど、自分の見栄や、他人からの承認が目的になると、おそらく思い通りの反応は返ってきません。
そのような要求に対しては、SNSは無力なのが現実だからです。

むしろいつまでも満たされないまま無用な嫉妬心に苛まれる事にもつながりかねません。

そういった時、SNSは人生を苦しくする煩わしいもの、無用なストレスをもたらすものとなってしまいます。

それでも、なんとなく分かっていても思い切ってやめることが出来ないのは、やめることで断たれてしまう人とのつながりもあるからですね。

苦しさを抱えながらSNSと付き合っていて、やめたくない時に出来ることは、自分の苦しさがどこから来るのかをハッキリさせることです。

「忙しさ自慢」をしてしまう場合を例にとってみましょう。

SNSに忙しい自分を投稿してしまうのは、自分にはたくさんの仕事や責任を任されるだけの資質と人望があることを誇示するため…だとしたら、どこが問題となるでしょうか。

仕事量や、忙しさを人と比較して自分の価値を感じようとすると、自分より忙しい人や人望のある人が出てきた時に苦しくなります。

そして探せばそのような人は必ずいます。

そしてもっと忙しい人が羨ましくなります。

結果その人より忙しくない自分の価値が低く感じられることで、辛くなります。

この現象の本当の問題は、自分が何かをしていないと価値ある存在であると思えない、というところです。

「自分は価値ある存在である」と心の底から分かっている時、人は忙しさを自慢する必要がないのです。

人がどう思おうと、あなたの価値は変わらない

「SNS映え」「忙しさ自慢」。

これらは、全て他人に共有しなくても人は十分幸せでいることができます。

露出をして知名度を上げなければ仕事にならない、という場合でもなければ、人が見る、ということの意味は人生の幸せには微々たるもの。

どんなに価値があることをアピールしても、人は基本的に目の前にいない他人のことは忘れています。

忙しい人の羨むに値する部分は、自分に出来ることをしている、やりたいことをして、人目も気にせず夢中になれている、というところです。

なぜならそういう風に生きている人の人生はとても楽しくて幸せだからです。

「いいね!」をもらっても、自分の価値が上がることはありません。
もらえなかったとしても、自分の価値が下がるのではありません。

忙しさを人に知られることで、自分が幸せを感じる人生を歩めるようになれるのではありません。
自分の人生の幸せを他人が決めることは出来ないのです。

人の投稿を忘れている自分自身にとっても、他人の力は微々たるもの。

人が幸せになれるのは、「自分は価値ある存在である」という実感を持ちながら、「自分にとって価値あるもの」に夢中になっている時です。

そのことを後回しにして、ただ他人に忙しいと見られたとしても、いつまでも満たされないのは当たり前のことなのです。

人は事実価値のある存在で、実感できていなくても、心の奥底ではそのことを知っており、SNSのいいねをもらうだけでは、その価値に見合う反応をもらったと感じることは出来ません。

結局、SNSに存在価値を見積もってもらおうとしてしまうと、必ず自分本来の価値より低くなってしまうのが、1番の問題なのかもしれません。

いいねの数よりずっと高い自分の価値を知ることが、幸せな人生への1番の近道ではないでしょうか。

 

SNSで人目ばかり気にして楽しめない時に
  • 人は、他人のことをそれほど気にしていない。
  • SNSは、自分の人生を豊かにするために「利用」するもの。
  • 「いいね!」で自分の価値は変わらない。自分の価値を知り、おまけに「いいね!」をもらおう。

 

自分の人生に本当に欲しいものは、表面的な投稿のもっと奥にあるものではありませんか?
まずは、自分が本当に欲しいもの-「自分は価値がある存在であるという実感」を得られるように、自分に対する価値観を変えていくことで、SNSもストレスなく楽しめるようになりたいですね。

私は、いいね!をたくさんもらっていた日に、新しく押してくれた人にばかり注目して、前にくれた人のことをすぐ忘れていた時この記事に書いたようなことに気が付きました。
もちろん、SNSのいいね!も喜んでいいし同時に幸せになることもできます。

カウンセリングでは、SNSに感じるストレスはもちろん、苦しさや生きづらさについての詳しいお話を聞かせていただいて、自己肯定感の低さがどこから来ているのか、カウンセラーの目線から細かく整理していくことが出来ます。

過去に受けた傷や、出来事、人から受けた言葉に傷ついた影響を受けて、自分の価値を感じられていないことが分かった場合、その傷に対する手当も行っていきます。

最初はただたまったストレスに対するお話を聞くだけでも効果が得られるかもしれません(^_^)

お力になれることがあれば、お気軽にご相談くださいね!

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2017.10.24

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